涙の・・こっぱみじん

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今朝・・窯に詰めました
丁度・・二つ並んでぴったり
素焼きのために・・火をいれました
10時半のことでした
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昨日・・最後の手入れをしながら
十分乾燥できているように・・思えました
だから・・素焼きの予定を今日に決めたのです

1時間後の11時30分・・194度
少し早目の昇温ですが・・
二体しか詰めてない軽い窯だから
仕方がないか・・と思いました
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2時間経過の・・12時半
チェックして273度・・記録しながら
ふと・・窯の蓋を少し開けて様子を見ました
違和感があったわけではなく・・
ほんとに何となく・・見たのでした

何とまさに・・こっぱみじん・・
惨憺たる様子に・・ただただ唖然でした
爆発による・・壊滅的な破壊
急いで火を落としたのは言うまでもありません
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同じ日に・・タタラを作り
同じ日に・・組み立てた二体
土の種類は違っても・・ほぼ同じ進行で
手入れをしてきたせいでしょうか
二体とも・・基底部で破壊されました
底板が・・粉々になっています
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直感的な・・原因の推測は乾燥不十分
底板が乾き切ってなかったのかもしれません

そして・・ブログに書こうとして
重大な錯覚に気づきました・・というのは
組み立てた日が・・3週間前だと思っていたのですが
実は・・2週間前だったのです
この1週間は・・決定的な時間だったかもしれません
乾燥不十分は・・致命的です

ろくろ制作ばかりでやってきましたので
たたらには・・不慣れ
他に原因がありやなしや・・も判りません
どなたか・・ご意見をお聞かせくださいませんか

前回は・・紐づくりで失敗
続いての・・たたらで失敗
だからといって・諦めるわけにはゆきません

注文の制作ですから・・
もう一度・・作りなおします

何かご意見をいただければ
参考にして・三度目に挑みます
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こうしたことが・・起こり得るのは
勿論・・知っていますが
実際に起こると・・やはりめげます

教室のみんなに・・惨状を見せました
言葉なく・・びっくりしたようです
窯にも恐さがあることを・・知ってほしかったのです

工房に戻って・・
「縁起直しに・・大皿挽くよぉ~!」
15kgで・・58cm
60cmを狙ったのですが・・2cm足りません
みんな見てるし・・
失敗したくなかったんで・・ちと遠慮・・苦笑

教室を終えて・・夜の仕事は中止
休息にあてることにしました
明日までに・・気をとりなおして
頑張ることにします



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by touseigama696 | 2011-11-12 22:57 | ●工房便り | Comments(31)
Commented by 近畿支部の正会員 at 2011-11-12 23:53 x
やはりまずは乾燥不足なのではないでしょうか。
あとは窯の詰めかたがスカスカすぎるのと温度の上昇が急すぎるのではないかと思います。
1時間で100度 2時間で200度弱くらいで行けば安全だと思います。
Commented by koajirotoubou at 2011-11-13 01:31
お疲れさまです。素焼きの初期段階は特に気を付け、細かいもののみの窯以外は、どんなに乾燥していても100℃2~3時間キープしています。また、砂を敷き、冷めた棚板と、直接触れぬよう、空気の流通が出来るように持ち上げます。
もちろん急ぎで乾燥不十分なときもあります。そんな時は夜に火を入れて朝まで約6~7時間、窯を密閉したまま100℃以内をキープしています。(湿度の高いムロ状態)
これならよほどびしょびしょでない限り、素焼きの爆発はありませんね。
因みに窯はガスです。

次作を頑張ってください。
Commented by 結び窯 at 2011-11-13 07:28 x
ひぐちも昔何度か爆発させた事があります。
なので少し乾燥に不安のある大物を焼成する時は、一度200℃前後まで温度を上げてから電気窯のスイッチを切り80℃以下まで自然に冷ましそこから再度上げていくようにしています。
この方法にしてからは爆発しなくなりましたよ。
Commented by 熊本 at 2011-11-13 10:59 x
いつも楽しくブログを拝見させていただいてます。

タタラ作りって本当に難しいですよね~。

破竹の勢いの三崎さんにアドバイスというのも
なんだか釈迦に説法という感じなのですが、僭越ながら
20年以上タタラを生業にしてきたので2,3アドバイスを
させていただきます。

みなさんがおっしゃっているし、三崎さんご自身もお気づきの
ように乾燥不足が一番なのですが、大きい作品というのは
どれだけ乾燥させても不安が残ります。

窯を空の状態で一旦100度くらいまで温度をあげて火を止め
80度くらいの段階で作品を窯に入れて乾燥させてあげると
うまく乾燥できますね。

その場合、窯の一番下から作品を詰めるのではなく
一段だけ棚板を上げてあげます。
(つまり何もない状態の1階部分を作ります)つづく・・・





Commented by 熊本 at 2011-11-13 10:59 x
高さに余裕がない時はしかたありませんが
電気窯の底に直接置くのはタタラの場合
極力避けられた方が賢明です。

そうする事によって乾燥時の底の部分の急激な加熱は
防げると思います。その時に珪砂をひいて収縮に無理の
ないようにするとより安全です。

窯の中で乾燥させる場合は必ず窯の蓋は閉じてください。
水蒸気を逃がそうと窯の蓋を開けた状態のままだと
冷気が進入し冷め割れの原因になりますので。

当然ながら本焼きの場合も上記のような感じで窯を詰められて
とにかくゆっくり温度を上げていきましょう。

今回のような底面積が多い作品、そして横に長い作品は
とにかく底部分の冷め割れと口の切れ、そして接着部分と
心配要素満載の形状ですが、なんとかがんばって次回の
ご成功をお祈りいたしております。

Commented by Lerici at 2011-11-13 18:10 x
Oh my gosh!!
どうか気を取り直してください、師匠。
今度お会いする時にまた肩もみをしてさしあげます。
Commented by 夢工房あすか at 2011-11-13 19:01 x
私は経験が浅いので素人目になりますが、
乾燥不足もあるのでしょうが、底部が胴体に挟み込まれて、ストレスがかかり破壊されたように思いました。
そして、窯の最下部の棚板に、べた置きされたのも要因の一つにあるのではないかと感じました。
タタラ物は神経を使いますね。
特に矩形のものは、角から速く乾いてきますから、四隅が出っ張ったり、底部が反り返ったりし易いので、
平均的に乾燥、収縮するように気を使っています。焼成時も、棚板の2段目に置くようにしています。
棚板も温まるので、底部と側面が比較的に均等に収縮するのではないかと思っています。
今回のように楕円形のものは、両端が速く収縮するので、大変だろうなと思いますが、
ゆっくり昇温させることが大事な要素かな・・・と思ったりしています。
Commented by tami-potter at 2011-11-13 19:56
うわあ〜!こっぱみじんですか?
ショックですね。大物だったのに・・・。
焼く前のものを見ただけに私もショックです。
Commented by moon-pon at 2011-11-13 19:58 x
たたら作りの焼き方、いろいろな工夫があるのですね。
とても勉強になりました。ありがとうございます。

失敗は大成功のもと!ですね。^^
Commented by yumita6 at 2011-11-13 20:11 x
touesigamaさんでもこんなことが起きるんですね!
驚きです。
人間の作為英知を超えて、なにかがあるのですね・・・
それをレポートしているのが素晴らしい。
ですが、これで一つクリアですよね。
私にはもう宇宙の世界ですが!(>_<)
Commented by HarukoB1 at 2011-11-13 21:10
爆発ってあるんですね。
ほんとにこんなことが起きるんですね!
高温だし、、焼き物というはずですね〜
失敗は勉強になるといいますが、注文の品、
もう一度最初からやり直しなんですね、、、
気を取り直して、、おいしいものでも食べてください。
Commented by ikkannet at 2011-11-13 21:56
>休息にあてることにしました 明日までに・・気をとりなおして・・・
・・・心中御察し致します・・・。

僕もいろいろ経験がありまして・・・今では必要以上に乾燥させる感じになっています。
たとえば、厚手の物は、窯詰め直前に天日でダメ押しの乾燥をさせたりもします。
たとえば、大物は、200℃までを4時間かけたりもします。
窯で乾かす時は、皆さん↑のやられている感じの事も。
・・・これでもかといろいろです。やはり、爆発はショックですから・・・。
彫刻家の知人に頼まれた人体像を爆発させた時は
見た目のその姿も本当に痛々しいものでした。
そして周りの物も倒して壊してしまい・・・。

失敗は成功の元。

不撓不屈の三崎さんのコト、要らぬ言葉でしょうが、
頑張って下さいませ!
Commented by 摩耶 at 2011-11-13 22:10 x
あまりのことに言葉がございません・・・。

器ではないのですが、私の場合大物の乾燥は最低一カ月、湿気が不安なときは更にストーブの上に置いておきます。 冬以外の季節ではホットカーペットの上に一日中置いておきます。 座布団サイズの電気カーペットは一つあると便利ですよ。

次回が三度目の正直になることを願っております。
Commented by mousseinmtl at 2011-11-14 00:24
この出来事も、他の先生方のコメントも参考になります。
大きなものだっただけに、ショックも大きいですね。そしてまた作らなくてはいけないプレッシャーも。
次がうまくいくことを祈るのみです!
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:36
近畿支部の正会員さん
ありがとうございます
おっしゃる通りで・・乾燥不十分のまま
更に・・急速過熱・・無理な素焼きでした
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:38
koajirotoubouさん
ありがとうございます
油断しました・・最初のチェックで
194度は高すぎると思ったのですが
せめて止めて待つことを怠りました
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:40
結び窯さん
ありがとうございます
そうですよね・・194度で止めて
暫く待てば・・また違った結果だったでしょうに
油断しました・・肝に銘じます
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:42
熊本さん
こちらこそ・いつも楽しませていただいてます
いろいろご指導ありがとうございます
この数年・・爆発事故と無縁で来られたので
ついつい油断してたのは事実です
ご意見熟読して・・これからに生かします
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:43
Lerici さん
ありがとうございます
そうでしたね・・肩揉み
楽しみに帰国をお待ちしています
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:47
夢工房あすかさん
ありがとうございます
色々油断してて・・自業自得でした・・苦笑
底板の上に・・壁板を乗せて
底板にストレスがかからないようにしたつもりですが
乾燥の不十分は・・錯覚もあって不覚でした
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:47
tami-potterさん
ありがとうございます
美味しいもので・・慰めてください!・・笑
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:49
moon-ponさん
ありがとうございます
たたら作りは不慣れですが
乾燥のことは不覚にも・・
期間を間違えました・・油断です・・苦笑
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:51
yumita6さん
ありがとうございます
油断大敵ですね
しばらく窯暴発と無縁でこられたので
ついつい・・見過ごしてしまったことでした
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:52
HarukoBさん
ありがとうございます
窯焚きは・・危険でもあり
決して油断してはいけないのですが
ついつい・・これがいけませんでした
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:54
ikkannetさん
ありがとうございます
過去に一度暴発させてますが
これほどではなく・・ろくろ作品では
無事にこられたので・油断しました
反省しています・・トホホ
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:55
摩耶さん
ありがとうございます
寒冷地での乾燥も大変だよね
いろいろ教えてもらえば・・よかった・・苦笑
Commented by touseigama696 at 2011-11-14 01:56
mousseinmtlさん
ありがとうございます
全ては自己責任の世界
結果は受け入れて・・
新たにやり直すことにします
Commented by kanmyougama at 2011-11-14 09:42
おはようござます。恐れ多くて最近コメントひかえていますが、。
この手の破裂は数え切れないほどありました。
三崎さんが2回ぐらいというのはことの進み方をよくご存知だからでしょう。
悔しい思いを重ねて僕なりに絵か方法・・・棚を1番上げて、できたら棚板の間に花を(タタライタをはさむ。
素焼きの前にできたら200度ぐらいで水分を出す仮焼をして
300℃ぐらいまでユックリ温度を上げる・・・・
皆さんされていることですが。
なんといっても乾燥をしっかり。
壷の底・大皿の高台・タタラノ底板・・・・乾燥が不十分になるようです。
最近は失敗しなくなりました。

Commented by touseigama696 at 2011-11-15 02:02
kanmyougamaさん
ご無沙汰しててすいません
ありがとうございます
ついつい油断してしまいました

年内完成でよかたのに
つい展覧会で出品してから・・と
予定変更して素焼きに回したら
乾燥期間は間違えるし・・
昇温の速度が早や過ぎるのもわかっていて
そのまま続けてしまいました
次回から・・気をつけねばと
深ぶかと・・反省しました・苦笑
Commented by gu-nya7 at 2011-11-16 09:50
遅レスで申し訳ありません

わたしのような者がコメントするのはどうか…と思いましたが
わたしも窯が爆発した経験があり
その後 いろんな先生方からアドバイスを頂いたので
その中から1つ
わたしのような壺形のものでも棚板にベタで置くのはよくないと聞き
最近は必ず1センチほどのツク等を下に置いて
持ち上げた状態で素焼きをしています
底面が大きくなればなるほど底面に密着させるのはよくないと聞いています
何か参考になればとコメントさせて頂きましたm(__)m
Commented by touseigama696 at 2011-11-17 02:50
gu-nyaさん
ありがとうございます
おっしゃる通りで・・
ほんと・・ついうっかり進めちゃいました・・笑
ご意見参考に・・もう一度やり直します
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