2011年 03月 27日
ショパン 私の恋人 |
島に来てから・・大分経つというのに
彼は・・ピアノに触れようとはしない
それには・・理由があった
彼が好んで弾くピアノがなかったからだ
恋人が・・パリに手紙を出して
ピアノを取り寄せることにした
そのピアノが・・フランス製のプレイエル
彼とは・・ショパンであり
恋人は・・女流作家ジョルジュ・サンド
スペイン沖のマジョルカ島
1840年ころの話である
「前奏曲雨だれ」が作曲されたのは
このときのこと・・となっている
マジョルカ島にあった唯一のピアノが
同じフランス製のエラールだったが
ショパンは・・このピアノを好まなかった
ことによると・・殆ど同年輩でいながら
ある意味で対照的なピアニスト
フランツ・リストのお気に入りだったエラールを
ショパンは嫌ったのかもしれない
このエピソードは・・音楽を挟んで
作曲家と楽器の・・強い拘りを感じるが
ショパンといえば・・プレイエル
後のショパン弾きのピアニストたちにも
強い影響を残したようだ・・私が子どものころ
一世を風靡した・・アルフレド・コルトーも・・
プレイエルでしか弾かなかったとか
だが・・今となって
プレイエルでのショパンを聴く機会は少ない
フランス製のピアノ会社の変遷も激しく
エラールは既になく・・
プレイエルも消えたと思っていた
だが・・合併統合の末に生きていた
その最新のピアノで・・ショパンを聴く機会が
・・この特別番組だった
昨日・・you tubeで
松下奈緒さんのジャズをアップした
その松下奈緒さんの
音楽紀行が・・再放送された
食いいるように見・・聴いた
ショパン私の恋人
パリにあるポーランド歴史文芸協会
そこに復元されたのが・・このピアノで
ショパンも弾いたことのあるピアノだそうだ
「・・ですから・・あまり強く鍵盤を叩かないでください
壊れるかもしれませんので・・」
松下奈緒は・・丁寧に弾いた
そのせいもあるだろうが・・
プレイエルは・・柔らかく甘い
スタインウェイやヤマハには・・
ないものかもしれない
「・・このあたりの鍵盤・・
叩いたら・・弦が切れそうでこわい・・」
松下奈緒の長く繊細な指が
鍵盤を舞って・・ショパンが通り過ぎた
去年は・・ショパン生誕200年だった
去年・・こんなこと書いてる
もし・・お嫌でなければ・・
たかがピアノと 10/01/05
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by touseigama696
| 2011-03-27 23:35
| ○未分類
|
Comments(4)
ショパン,,,,,,,いいお話をありがとうございました。
勉強になりました、詳しいですね。
そしてピアノの事も、、、
音楽家と楽器へのこだわり、という事も理解できるようで、、、
それにしてもうまいですね、彼女。
美人だし、、聴き入ってます。
いい記事をありがとう、、元気が出ます。
勉強になりました、詳しいですね。
そしてピアノの事も、、、
音楽家と楽器へのこだわり、という事も理解できるようで、、、
それにしてもうまいですね、彼女。
美人だし、、聴き入ってます。
いい記事をありがとう、、元気が出ます。
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tes_music_system at 2011-03-28 08:32
私もBSで観ました!ゲゲゲで観ていましたが、本格的なピアニストだったんですね~!!!
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touseigama696 at 2011-03-29 01:44
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touseigama696 at 2011-03-29 01:44