2010年 10月 29日
変化球 |
鉄分の多い赤土しかなくて・・でも
白い器を焼きたくてできたのが・・粉引き
赤土に白化粧を巻いて・・「白もどき」で始まった
元をただせば・・朝鮮半島伝来の技法のようだ
窯変が引きだす・・まだらな風合いが
温いといえば・・温い
出自に騙しがあった割りには
結構繊細なやきもので・・
手荒に扱えば・・口縁の化粧は脆くも剥離する
ならば・・化粧直後に・・
拭って化粧をはずすのも手だ
唐津がいう・・「皮くじら」のようでもある
見ようによっては・・アクセントになる
更に・・粉引きの弱みをかばって
黒釉と掛け分けて・・
片身がわりの粉引きにした
口縁に黒が回ることで・・剥離はないし
御本が・・帯地に見えたりもする
これも・・粉引きの変化球と言えそうだ
もともと好きだった・・粉引き
日頃の作風に合わせて
変化球の中に・・活路を探している
黒と・・つかず離れずの距離でする仕事
黒泥に白化粧で波状紋は定番だが
同じ技法で・・こんなこともしている
片身変わりの粉引きも
大きなコンセプトの中で
定番になりつつある
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by touseigama696
| 2010-10-29 01:08
| ○陶芸雑感
|
Comments(4)
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harukob1 at 2010-10-29 13:21
陶芸っていろいろあるのですね、、
白化粧っていう言葉がいいですね。
お皿、楽しい感じですがどこかアールヌーボーの雰囲気も、、、
シンドラーのリスト。いい曲ですね。いい映画でした、、
白化粧っていう言葉がいいですね。
お皿、楽しい感じですがどこかアールヌーボーの雰囲気も、、、
シンドラーのリスト。いい曲ですね。いい映画でした、、
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usupin at 2010-10-29 13:57
波~波~のイメージがあるので、一番下のお皿はとっても新鮮です^^
粉引きは奥が深いですね・・・いえ、陶芸は深いですね^^;
皆さん、それぞれ独自のスタイルを作られてます。切りがなくリスクも高いですけど、それだけ魅力があります!
なんちゃって陶芸の日々ですが、精神だけでも近づけるように頑張りたいです。
窯変(ようへん)・・・窯の変化! 私的には「かまへん」なのです^^
粉引きは奥が深いですね・・・いえ、陶芸は深いですね^^;
皆さん、それぞれ独自のスタイルを作られてます。切りがなくリスクも高いですけど、それだけ魅力があります!
なんちゃって陶芸の日々ですが、精神だけでも近づけるように頑張りたいです。
窯変(ようへん)・・・窯の変化! 私的には「かまへん」なのです^^
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touseigama696 at 2010-10-29 23:53
harukob1 さん
化粧土は・・白に限らず色々作れまして・・
何かと装飾技法の基本的なひとつです
粉引きの場合は・・白が原則
昔からの白い器への憧れなんだと思います
ついこのあいだ・・テレビで
シンドラーのドキュメント・・見ました
日本にも杉原千畝さんがいるんですけどね・・
化粧土は・・白に限らず色々作れまして・・
何かと装飾技法の基本的なひとつです
粉引きの場合は・・白が原則
昔からの白い器への憧れなんだと思います
ついこのあいだ・・テレビで
シンドラーのドキュメント・・見ました
日本にも杉原千畝さんがいるんですけどね・・
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touseigama696 at 2010-10-29 23:55