筆差し修正

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吹きつけを終えて・・仕上げに補正する
息を詰め 目を点にして・・極細の筆で差すが
肩が凝る作業だ

黒線に見えるところが・・1mmの糸を抜いたところ
だから・・幅は1mmということになる
白い部分が・・釉を吹きつけたあとで
幅は1mmより広かったり・・狭かったりである
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マクロレンズで拡大してみたら・・こうなる
あらかたは・・こうしてむらなく掛かっているが・・
d0085887_064792.jpg

僅かに・・糸を剥がすときに剥離して・・
無残をさらすところもでる

どうしてこうなるか・・正確には判らないが
糸と糸の間隔が狭い場所で
見込の角度に対して・・垂直方向で吹きつけてないと
糸に対して・・斜めに釉がかかって圧力に欠け
糸を剥がすときにバリと一緒に剥離するんだと思う

霧吹きを構える角度を一定にする・・
微妙だが・・結果で思い知らされる

このままでは・・焼成後がきれいでないので
筆差しで補正することになるのだ
d0085887_065588.jpg

これが・・筆で差した後
あいにく・・ジェット・バーナーが不調で
急速乾燥ができず・・色調が回復してないが
乾燥させれば・・白く同調する

黒の部分が1mmだから・・それより狭い白の上に
白の釉を筆で差すのも簡単ではない
どこまで済んだかも・・見えなくなる

明日・・ジェット・バーナーを直して
続きをすることにした
d0085887_07613.jpg

こんな作業を積み重ねて・・作品になるのだが
こうして展覧会の会場で見ると
制作しているときに気づかない不満を見つけることがある

完成度を上げようとするなら・・
それは・・「眼」を鍛えることかもしれない


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by touseigama696 | 2010-06-22 01:04 | ●工房便り | Comments(6)
Commented by eripottery at 2010-06-22 02:59
これほどまで細かくはないのですが、
私も模様をしっかり貼ったつもりでも、
修正は必ず入れなくてはならなくていつも神経を使います。
touseigamaさんの修正は私の何倍も何十倍も細かくて。。。
こういうお仕事を拝見すると、
私ももっと目を鍛えて、丁寧に頑張っていこう!と思いますね。
素晴らしいお仕事見せてくださり、いつもありがとうございます!
Commented by aimons at 2010-06-22 08:13
先生、おはようございます。
すごい、細かい作業ですね~!
私も先日、シートの1mmと2mmのテープを購入しました。
が、シートから取るのにも、一苦労しそうです。
ピンセットで・・って、いつか使おう(笑)
Commented by usupin at 2010-06-22 12:01
こんにちは
私は私!・・・何事も、常にどんな時もこれを頭の隅っこに置いて過ごしておりますが・・・
こういうお仕事を見てしまうと・・・自分の「うまい言い訳」が丸見えになります。
本物を見ると、私のようなメッキなどは剥がれる以前の状態です。
素晴らしいお仕事の流れをアップしてくださって、本当に有難うございます^^ まだまだまだまだ頑張ります。
Commented by touseigama696 at 2010-06-23 00:48
eripottery さん
公募展に出品するようになって
学んだものは確かに沢山ありますが
手の入れにくい隅を丁寧に・・もそのひとつです
小さなものでも・・同じだと思っています
だんだん目が悪くなって・・閉口しますが・・苦笑
Commented by touseigama696 at 2010-06-23 00:49
aimons さん
持ってるんですね・・
是非・・見せてくださいな
楽しみにしますから・・
Commented by touseigama696 at 2010-06-23 00:51
usupin さん
私は私・・それは同じですよ
私も私・・笑
お互いに目と根気を大事に・・頑張りましょう!!
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