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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

稲生一平の世界

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午後から・・個展をふたつお邪魔した
一度に書くと・・長いから
今日は・・稲生一平氏の雑器展を・・


稲生一平氏
実にユニークなキャリアに彩られ
ひとことでは括ることのできない男

この個展も・・
見事なまでにプロフェッショナル仕立てだが
だからといって・・
彼にとって陶芸が本職とは言えないのだ
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誰でも知ってる名門に生まれ
大手広告代理店に勤務していたころ

テレビの仕事を通してつきあうようになった
40年も昔のことだ
仕事もしたが・・遊びもした
同い年だが・・その洗練は
到底叶うものではなかった

やがて・・私がテレビからリタイアして
次第に・・会う機会も減った

数年前・・
彼もまた陶芸をすることを知って
交流が復活した

聞けば・命懸けの大病を患い
失ったものも沢山あっただろうに・・
しかし・・個に立ちかえって
彼の美学が・・更に花開いたともいえよう

彼が手がけるプロジェクトは
そうしたアーティスティックな雰囲気が
色濃く・・芳香を放っている
あのサントリー・ホールも・・彼がオリジナル・プランナー
陶芸も・・そうしたコンテンツのひとつなのだろう
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この作風・・
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このコンセプト
到底アマチュア陶芸ではない
決して簡単ではないタタラ作りを

余計なことは・・なにひとつ加えることをせず
灰釉をベースにすっきりと仕上げるのは
技術ではない・・思想だと思う

写真にはしてないが・・
ロクロで挽いた器にも
同じ哲学が・・滲んでいた
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「誰も見てくれないが・・あれオレの書・・」
般若心経の墨痕は・・復帰の祈りだったのだろうか
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夕方から・・wellcome-partyだった
パピヨンのブルーチーズをパンに乗せ
更に蜂蜜を乗せて・・これはもう絶品

「赤ワインがいいよ・・」
一平氏はそう言って振舞っていたが
呑めない私にも・・
きっとそうだろう・・と思えたのだった
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この四方皿を二枚・・買い求めて帰宅した
けれん味のない・・この皿なら
何を盛っても・・きっと合う
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出かける前・・宅急便が届いて
先日小樽でお世話になったAさんが
このうにを送ってくださった
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「このうに・・6月でないとだめなの・・」
5月の小樽で食べることのできなかった
旬のうに・・早速夜食でいただいた

白い飯に・・塩うにだけ
実に美味・・何という贅沢な夜だったろう


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by touseigama696 | 2010-06-12 00:35 | ○展覧会 | Comments(0)
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