2010年 02月 05日
BGMの定義 (22) |
BGMには・・定義があるらしい
誰が定義したのかは・・知らないが
こんな風に聞いた覚えがある
「・・そこにいると・・何か音楽が聞こえてくる
でもそれが・・何という曲かまでは判らない・・」
つまり・・静かな音楽が・・低い音量で流されている
背景音楽 環境音楽・・日本語ではそういうらしい
そうしてみると・・この定義に従って
心地よいBGMを流してくれてるホテルとかレストラン・・
って案外少ない
「・・ヒソヒソ声にならないで済むほどに静けさを壊し
でも・・会話の邪魔にならない程度の音楽」
BGMの役割は・・そこらへんだと思う
ところで・・やきものをしていると
これに似たことを・・とても強く意識する
コンペティションで競う・・大きな作品で
鑑賞を主体とするような場合はともかく・・
日常で使ってほしい食器類では
器の役割は・・大事なコンセプトだと思っている
「料理を盛ってみれば・・控えめに料理を壊さず
箸を置けば・・密かに華やいで見える器・・」
うるさくない器・・でも存在感のある器
二律背反のようでもあり・・いつでも難題である
最近これを・・試しているのは・・
こうしたBGMのような役割りを・・意識してのこと
江戸小紋に惹かれて探し求めた
「糸抜き波状紋」のモチーフ
そこからの新しい展開に・・
手をつけ始めたというわけだが
「控えめ」と「存在感」・・の狭間で
揺れながら・・考え続けてみよう・・
江戸小紋にまつわるエピソード
近いうちに書いてみようと・・思っている
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by touseigama696
| 2010-02-05 00:01
| ○陶芸雑感
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Comments(2)
Commented
by
tes_music_system at 2010-02-05 12:32
BGMにもピンキリがあるよね?!(笑い)
一流の演奏者の作品は、どれも良質なBGMになります。
だから一流の作家の食器類も・・・?!(笑い)
一流の演奏者の作品は、どれも良質なBGMになります。
だから一流の作家の食器類も・・・?!(笑い)
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Commented
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touseigama696 at 2010-02-05 22:26