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桃青窯696

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50歳からのプロ・・・ここでは陶芸家らしく・・

勘 (55) 

「勘のいい人間」・・って好きだ
「勘がいい」ってことは・・直感で核心が見えるってこと
話が早い・・のも・・難しい仕事がうまくゆくのも・・
勘の良し悪しが左右する

同じことを何度も繰り返しながら身につける「勘」
時間はかかるが・・大事な資質だと思う
「なんか変だなぁ・・どっかちがってないか?」「うん?・・これって見たことない!」
「予定通り・・おさまりそうだ」「これ・・使えるかも・・!」

この手の予感・・を基礎にものを考える
新しい発見につながってゆくものである

ある囲碁の名手が・・テレビの解説でこう言ったのを覚えている
「・・まだ序盤だから・・どちらが優勢って?・・難しい質問だが
まぁ・・黒が今ここでこの手を打てる・・ってことは 黒悪いわけないね・・」

これが大局観であり・・根拠のある「勘」だと思った
「勘の功罪」・もちろん罪もあるだろうが・・
直感に響くものに・・もっと耳を傾けることを忘れたくないものである
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「・・うん?・・なんとかギリギリひと窯でおさまりそうだ・・」
これが昨晩の窯詰めの始めの「勘」だった

釉掛けを済ませた生徒さんの作品をずらりと並べて
手順をかんがえたら・・そんな感じだった
年内最後の窯・・正月に使えるように焼きあげたい

ガスの還元窯がひとつ・・電気の酸化窯は・・多分二回
そう見込んで始めた

隙間なくぴっちり並べるのは・・パズルみたいである
直径も高さもばらばらな作品を・・効率よく詰める
慣れてもいるから・・大体見込は当たることが多い

昨晩もそのつもりだった
だが・・当てが狂った
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8割かた詰めたところで・・それが判った
というのは・・棚板一枚分の作品を見逃していたのである

ここの教室では・・
酸化焼成してほしい作品には「OF」とメモをつけるのがルール
メモがなければ・・還元で焼く
見つけたのは・・メモのない板だったのである

この窯には・・どうしても入れたい私の作品が少しだけあった
注文の品で・・少し急いでもいる

最初まで戻るわけにはゆかないが
一段はずして詰め直してみた
やっとの思いで・・あらかたは詰めた

でも小皿数枚・・やむなくはずした
年初に予定している自分の窯に入れて焼くことで
勘弁してもらうことにしよう

勘はあたっていたが・・不注意だった
そこらへんは・・反省大である

それにしても・・天井がやや窮屈な窯である・・苦笑
苦労の跡・・火の神さま・・なにとぞよろしく!

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by touseigama696 | 2009-12-13 11:10 | ●工房便り | Comments(0)
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